見ぃつけた~春の訪れ~
1年生の子供が職員室にやって来て,「校長先生,サクラの花がひとつ咲いていました。」と,教えてくれました。「教えてくれてありがとう。春を見つけたんだね。校長先生も見に行ってみるね。」と,さっそく校庭へと飛び出しました。
「えっ?どれだ?」となかなか見つけられず,サクラの木を片っ端から見上げていると,・・・。ありました。ありました。つぼみをたくさんつけた低木のソメイヨシノに,確かに一輪だけ開花しているのを確認しました。
今月6日は,二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。土中で冬ごもりしていた虫たちが,春の訪れを感じ,穴から出てくるころとされています。
春を探しに校庭に出かけた1年生の子供が一輪のサクラの開花を見つけたように,本格的な春はすぐそこまで来ているようです。たくさんのサクラや校庭の花々が咲き始めるころ,子供たちは,卒業そして進級の時期を迎えます。(文責:校長)