秋の彼岸の頃
24日(日曜日)に開催される運動会に向けて,今週の子供たちは最終の仕上げ練習を頑張っています。今日は,曇っていてしのぎやすい一日になるかなと思いきや,外に出ると湿度が高く,こまめな水分補給をとらせながら学校生活を過ごさせています。
さて,田んぼや道路沿いには,真っ赤な彼岸花が咲き始めました。彼岸花は,きまって秋の彼岸の頃に自分たちの存在を見せ始めます。不思議ですね。毎年,毎年,同じ時期に,まるで暦が分かっているかのように咲くなんて・・・。
23日は「秋分の日」。国民の祝日に関する法律によると,この秋分の日は,「祖先をうやまい,亡くなった人々をしのぶ」日と定められています。彼岸花は,この意味を知っているかのように,祖先や亡くなった人々のために花を咲かせてくれているのでしょうか。
私は,彼岸花を見ると,「置かれた場所で咲きなさい」という名言を思い出します。自分の役割を知り,与えられたポジションで,社会や子供たちのために力を発揮できる人でありたいと思うのですが・・・。なかなかです。(文責:校長)