遠隔合同授業(リモート授業)
小規模校や少人数学級では,多様な意見に触れたり,コミュニケーション力を育成したりする機会が少ないなど,教育上の課題を抱えている場合があります。
本校では,近隣の小規模校とリモートでつなぎ,両校の子供たちが合同で学ぶことで,この課題を少しでも解決しようとする授業が今月行われました。これまでも昨年度から数回,低・中・高学年別にリモートによる交流活動や合同授業を行ってきました。
対話や議論を通じて考えを発展させたり,相手校の友達に説明したり発表したりする活動を通して,相手意識をもったコミュニケーション力の育成を目指しています。
教室に入ると,タブレットやマイクとスピーカーが付いたヘッドセット,大型ディスプレイなどのICT機器が準備されていました。ハプニングが起きた時の対応のために,本市が配置してくださっているICT支援員の方にも同席していただきました。
「相手意識をもつ」ことは,私たち大人社会でも大切なことです。友達の説明にうなずいたり,「今の説明,よくわかりました」「聞き取れなかったので,もう一回お願いします」と反応したりするなど,相手を意識した様々な言動がますます増えることを期待しています。(文責:校長 ※ 文科省のハンドブックから一部抜粋して編集してあります。)