俳句づくり

 高学年の教室をのぞいてみました。子供たちがあれやこれやと思いを巡らせながら,俳句づくりに取り組んでいました。 

 南九州市川辺出身の俳人,福永耕二氏をしのんで,「かわなべ青の俳句大会」が毎年開催されております。本校では,土曜授業日を活用して,俳句づくりに取り組ませています。

 言葉への関心を高めたり,語彙力を高めたりする効果のある俳句づくり。17音という限られた文字数の中に,自分の思いや感動を表現します。俳句づくりには,感動を伝えるのにふさわしい言葉を選び抜く力が求められます。

 小学生の子供たちに俳句づくりを指導することは大変難しいことなのですが,日頃の日記指導や作文指導とも関連させながら指導を継続していきます。すばらしい作品に,日常的にふれさせることも,子供たちの感性を磨くことの一助となりそうです。

 ちなみに,22年前の記念すべき第1回大会で最高賞の福永耕二賞を受賞した方をご存知ですか?元競泳選手で北京五輪の銅メダリスト,当時,甲南高校1年に在籍していた宮下純一さんです。(現在,タレント・スポーツ解説者)

「声援が しぶきにぬれて 泳ぎ切る」というすてきな作品でした。(文責:校長)



 

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